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2002-08-17 9:59 バージョン
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地理試験よ、もう一度

不得意な地域を克服
得意な地域に片寄らない

 違法性やモラル的な側面から、アイコンを貼付けて分かり易くしてあります。
アイコン
名称
説明
御用
実践すれば、捕まるであろう行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄を実行した場合、捕まりますからやめておきましょう。
違法
法律に反する行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は犯罪ですから、捕まらずとも非合法な行いはしない方が身の為です。
違反
犯罪とまではいかずとも、諸々の規則に反する行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は悪行ですから、度が過ぎた行いが見つかれば、それなりの機関から処罰を受けるでしょう。
通報 誰かから何処かに通報される様な行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は、違法や違反で無くても誰かが迷惑するので、自粛しましょう。
鬼畜
マナーやモラル等に反する様な行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は、誰もとがめずとも、後ろ指をさされます。みっともないですよ。

応用技と実戦(漆之巻)

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技や型
説明









 「地理試験」といえば、東京23区・武蔵野市・三鷹市にある営業所に勤めるタクシー乗務員ならば、全員がくぐり抜けて来た“関門”のひとつですね。
 「もう二度とゴメンだ」「今、受けたら落ちるな」「あの時は頑張ってたなぁ」等々、その想いは人によって様々でしょう。ですが、タクシー乗務員たるもの、“あの”地理試験だけではなく、より難しくなってきている現行の地理試験くらいは“最低でも”、「いつ受けても合格」できる様にしておく事が望ましいのです。
 向上心旺盛な方は、当然その理由が分かる筈ですが...
その理由が「いつ再試験になっても」だと思った方は、考えが甘いと言わざるを得ません。
現行の地理試験くらいは最低でも”知っていて営業してもらわなくては困る」というのが、正しい理由です。
 なぜか?
その理由は明白で、毎年(財)東京タクシーセンターに寄せられる「地理不案内」の苦情の内、特に多いものや重要であろうものが、その問題として出題されているからです。
 つまり、これからタクシー乗務員になる新人の方を対象にした試験であるにも関わらず、新米からベテランまで全ての乗務員に求められている“最低限の地理知識”なのです。
 「そんなに広範囲に営業しないから必要無い」とか「実戦経験豊富だから今更必要無い」等と思う方もいるでしょうけれど、それはつまり、「苦手な地域は敬遠する」とか「自分の経験第一で、客観的に統計された傾向は無視して対策しない」という事に他なりません。
 また、地理試験に出題されている場所は、「目的地」として指定されるだけではなく、その殆どは、タクシーをご利用のお客様が「出てくる」場所でもあるのです。
 たまたま、中長距離で普段と違った地域へのお客様をお乗せした後も、間髪入れず次のお客様に巡り合えれば、どれ程効率が良い事か、何処へ行っても営業できれば、どれ程効率が良い事か、想像は容易い筈です。ただ単に、営業地域内の全てに精通する事が非常に困難であるというだけの事です。
 普段よく営業している地域ならば、現行の地理試験に出題されている場所を「最近の傾向」として勉強しておくべきですが、普段あまり営業しに行かない地域ならば、経験が不足している筈ですから、尚更、勉強しておいた方が良いのです。
 現行の地理試験の問題は、会社の運行管理者に相談すれば大抵は手に入るでしょう。

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技や型
説明








 ある程度の経験を積んでくると、タクシー乗務員ならば誰しも、「得意な地域」と「不得意な地域」というものができてきます。そして、その営業スタイルに関わらず、「得意な地域」に“引き蘢りがち”になり易く、向上心が鈍ってきている事に気付き辛いものです。
 「得意な地域」を広げるコツや具体的な方法は後述しますが、「不得意な地域」を減らせば、より効率的に営業する事ができ、営収アップに繋がります。
 もし、「不得意な地域」を克服する事を怠り、「不得意な地域」での営業を敬遠するとどうなるか?
 「得意な地域」内で営業していても、お客様の目的地が明らかに自分の「不得意な地域」の中だと、ついうっかり“敬遠がちな”言動をしてしまったり、自身にそのつもりが全くなかったとしても、お客様に誤解を招く様な言動をしてしまったりして、“乗車拒否”や“途中下車強要”で通報を受ければ、とうぜん余計な手間と時間を浪費する事にもなりますが、そこまでならなくても、“地理不案内”だと、せっかく自車をご利用しようとして頂いたお客様に逃げられてしまう可能性も有ります。それが中長距離だったら、かなり勿体無いと思う事でしょう。
 また、なんとか無事に実車完了しても、「不得意な地域」での営業を敬遠し、「得意な地域」まで一目散に戻ったのでは、その“戻り時間”はロスタイム以外の何ものでもありません。そのロスタイムを「より確実に営収をこなす為」と自分を正当化し始めたら、明らかに“向上心が鈍ってきている”という事です。
 「不得意な地域」=「営収アップに結びつかない」というのは間違いで、タクシーをご利用になるお客様がいるかいないかは、時間・曜日・天候等にもより変化しますから、その地域の“経験不足”が「営収アップに結びつかない」という事なのです。ある程度のタクシー需要がすぐそばで発生していてもいなくても、“知らない”から“知っている”ところへロスタイムをかけてでも戻った方が、「営収アップに繋がる」と勘違いを起こしているのです。
 逆に、大してタクシー需要が発生していない、発生しない、という事を“知って”いれば無駄に流したりツケたりする事も避けられ、より「営収アップに繋がる」事を“知っている”場所へと移動する事もできるワケです。
 だからといって、なにも「不得意な地域」へ空車で好き好んで攻め込む必要はありません。それこそ効率が悪くなります。
 明けや公休日には、勤勉に「不得意な地域」を克服する事を心掛け、営業中は手堅くまとめながらも、「不得意な地域」を少しでも攻略するチャンスを無駄にしないという事が大事なのです。

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得意な地域に片寄らない
Thinking now ...

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