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2002-08-16 22:50 バージョン
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先頭を走る
右折より左折
左端車線を走る
車間は余分目に
車体半分ずらす
人の流れに乗る

 違法性やモラル的な側面から、アイコンを貼付けて分かり易くしてあります。
アイコン
名称
説明
御用
実践すれば、捕まるであろう行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄を実行した場合、捕まりますからやめておきましょう。
違法
法律に反する行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は犯罪ですから、捕まらずとも非合法な行いはしない方が身の為です。
違反
犯罪とまではいかずとも、諸々の規則に反する行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は悪行ですから、度が過ぎた行いが見つかれば、それなりの機関から処罰を受けるでしょう。
通報 誰かから何処かに通報される様な行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は、違法や違反で無くても誰かが迷惑するので、自粛しましょう。
鬼畜
マナーやモラル等に反する様な行いに貼付けてあります。
このアイコンが貼付けてある事柄は、誰もとがめずとも、後ろ指をさされます。みっともないですよ。

基本の技と型(参之巻)

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技や型
説明




 誰もが一度は思う事でしょう。
 例えば、お客様を探しながら走っている空車のタクシーが2台連なって走っていたとします。進行方向の道端にお客様が居たら、当然、前を走っているタクシーが有利になります。
 では、自分より前を他の空車が走行していたらどうするか?
わざわざ後ろを付いて行かないで、右左折して他の道を走行するとか、一旦、路肩に停止し、交通の流れが途切れるのを待てば、先頭を走れます。
また、信号等のタイミングを利用して、わざと自車の前で流れが途切れる様にすれば、必然的に先頭を走れます。
 但し、立地条件や交通状況等の他の要因により、必ずしも先頭でないからお客様をGetできないとは限りません。

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技や型
説明





 これは、人によっては「基本中の基本」と言うでしょう。
 空車時にお客様を探しながら走っている時は、交差点で右折するか左折するか迷ったり、右折しても左折してもよい場合、基本的に左折する方がお客様をGetし易いのです。
 何故かというと、右折時には対向車の流れが切れなければ、進む事は出来ません。その間に、対向車の流れの中に、他の空車が居て左折すればどうなりますか?
当然、自車より先に走行される事になりますから、自分が右折して入ろうと思っていた通りにお客様が居ても、先に行かれた他車に遅れをとります
それに対し、左折時は、他車に対して先んずる事が出来ます。
 また、右左折時にお客様が現れたとしたら、やはり歩道に近い方が有利になります。
右折時は交差点の真ん中や中央線寄りを走行している訳ですから、お客様はそこまで車道を歩いて来るより、左端の歩道に近い方の他車の方へ歩いて行った方が、安全ですし何より楽です。
 但し、立地条件や交通状況等の他の要因により、右折時の方が有利な場合もあります。

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技や型
説明






 お客様をお乗せする場所は何処ですか?
 時として、中央線寄りのタクシーまで、車道を歩いて来てご乗車になるお客様が居る事も有りますが、普通は、歩道かその近くからご乗車になる事が多い筈です。
つまり、中央線寄りの車線を走っていれば、お客様が居た時には、左端まで車線変更しなくてはなりません。
もしその時、自車より左側の車線を他の空車が走っていれば、それが多少後方だったとしても、自車が不利になります。
前述の[右折より左折]でも述べていますが、やはり歩道に近い方が有利なのです。
また、幸いにして他の空車が居なくても、一般車等の流れが自車より左側の車線にあれば、割り込ませて頂いた心優しいドライバーの運転する車の前を塞ぐ形で停止する事にもなります。
更に、左側の車線に移る事が困難な状況下では、中央線寄りの車線で停止したり徐行したりして、著しく交通の流れを阻害する事になりますから、むざむざ、お客様の前を素通りせざるを得ない事にもなりかねません。
 たまに、「左端は路上駐車があったり左折車が詰まっていたりして、スムーズに走れないし危ない」とおっしゃる方もいますが、お客様を探しながら走っている空車のタクシーは、周りの流れに遅れをとるとしても、お客様をGetする事の方が重要な筈です。
それに、路上駐車があったり左折車が詰まっていたりした時は、無理をせず、十分安全確認してから避ければ済む事です。無理をしようとするから、「危ない」のです。
 但し、一方通行路や立地条件、交通状況等の他の要因により、必ずしも左端車線の方が有利とは限りません。

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技や型
説明






 「車間距離は余裕をもって」とは、安全運転の基本ですが、実は、それと殆ど同じ理論で、営収にも影響が出るのです。
 どういう事かというと、車間距離が短かめな場合と、車間距離が長めの場合と、その前方の見通し、視界に差がある事は、運転免許を所持していれば誰でも知っていると思います。特に、前走車が大型車だと、その差は非常に大きくなります。つまり、車間距離を詰め過ぎると、お客様を見落としたり、見落とさずとも反応が遅れがちになります。うっかり車1〜2台分行き過ぎて停まって振り向いたら、すぐ後ろに他の空車が既に停まっていた、なんてのは結構よく有りがちです。
 もし、前走車が小型車で前方の見通しが悪く無くても、車間距離を詰め過ぎていた場合、その先の道端にお客様が立っているのが見えて、その手前で前走車が急に停止したらどうなりますか?
当然、自車が停まらない為には、急ハンドルをきって横に避けるしかありません。何より危険ですし、すぐ右後ろを他の空車が走っていれば、そのチャンスを逃さず、カマしてくるでしょう。そして、指をくわえて見送る事になります。
 そもそも、空車のタクシーというものは、お客様を探しながらとか、人や車の流れを観察しながら走っているのですから、他の車等に比べて、わき見運転になりがちです。他の車等より長めの車間距離で当たり前なのです。
 では実車時は?
同じ様なものです。お客様の指示通りに走る為にも、臨機応変に走る為にも、前方の状態をより広く把握しておかなくてはなりません。また、お客様の急な指示にも極力対応できる様に運転すべきです。それを怠れば、無駄にロスタイムを消費する事になります。必要なら仕方有りませんが、車間距離を長めにとっておく事で削減できるロスタイムも、結構あります。
実車時のロスタイムを削減する事に関しては、[実車時間の節約]で述べていますので、ここでは省きます。
 よく、「車間距離を詰めていないと、他車に割り込まれる」という方がいますが、このコンテンツは、「営収」について述べていますので、「安全運転」の観点からは別のコンテンツで述べます。
 「割り込んで来たのが空車のタクシーだったら?」なんて言う方は、まさかいないと思いますが...
「他の空車に割り込まれ、直後、お客様を先にとられた」なんて言うタクシー乗務員は、周りの状況を把握し切っていないという事です。この項目だけではなく、他の項目もそうですが、「絶対」などという「技」や「テクニック」ありません。ケースバイケース、状況に応じて臨機応変に繰り出すのが「技」なのです。つまり、「他車に割り込まれ、直後、お客様を先にとられる」恐れがある時は、割り込まれない様に工夫すればいいだけの事です。「割り込まれない様にする工夫」がひとつも思い付かないタクシー乗務員は皆無だと思いますが?

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技や型
説明






 前項の[車間は余分目に]で述べている事と殆ど同じ理屈です。前走車の走行ラインに対し、自車の走行ラインを横にずらして走るのです。状況によって、右だったり左だったりしますが、要は、より広く見通しを確保して走る様にするのです。
 車線の幅員にもよりますが、車体半分を超えてずらすのは、逆効果になる可能性が高くなります。
 逆に、車線の幅員がかなり狭かったとしても、数センチ横にずらすだけで、わずかでも意識的に視界を広くする事もできます。
 また、前項の[車間は余分目に]と組み合わせる事によって、劇的に視界を広くする事も可能です。
 空車のタクシーは、お客様が道端に立っているのを発見すれば、当然、そこへ寄って停まろうとします。お客様がいるのは左側とは限りません。視界はわずかでも広い方がよいのです。
 また、実車のタクシーは、お客様の急な指示で進路変更や右左折、停車等を行う可能性もありますし、前方が渋滞している事に気付くのが遅れると、迂回が困難になる事も有りますし、進行方向とは間違った車線に入り込んでしまう可能性も否定できません。
 他にも例をあげればキリがなく、視界がより広い方がよい事は明白です。

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技や型
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 営収を少しでも高くしようと思った場合、人の流れに乗る事も重要です。そして、人の流れというものは、曜日や時間帯、天候等によって変わって来る事はもちろん、イベント事や事故、事件、はたまた交通渋滞等の影響も受け、刻々と変化します。それらをよく観察し、より早く、より確実に、または、より長距離のお客様を獲得できる様に、車両を持って行きます。
 簡単なモノでは、平日の朝は通勤客が郊外から都心へ向かって移動が集中します。駅からオフィス街へと向かう方も多くいる事でしょう。夕方は帰宅する方や繁華街へ向かう方がオフィス街から溢れて来ます。深夜ともなれば、酔っぱらって帰宅する長中距離をご利用になるお客様が大きな繁華街には結構います。
 [大まかな人の流れ]を別ページにまとめましたが、必ずしもこの限りではないでしょうし、これ以外にもあるでしょう。また、多くのタクシーは人の流れに乗ろうとしますから、逆方向が手薄になっています。それも見落とさない様にすれば、更に営収は伸びるでしょう。

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