お客様のニーズに、『いつでも』『どこでも』『スピーディー』にお応えします。
いつか来るだろうと思っていました。『アイフル』の広告です。いや、もう説明いらないでしょう。『アイフル』と聞いて何屋さんか分からない方は皆無かもしれませんね。
実は、私も利用しています。もう何年も前から。いつもお世話になってます。
それでも、スポンサー様のサイトを下見せねばとも思い、この「スポンサー紹介」ページに掲載する為に、キャッチコピーを探したら、何と、
「お客様のニーズに、『いつでも』『どこでも』『スピーディー』にお応えします。」との事。
何処かで聞いたようなイントネーションですよねぇ。
そう、我々タクシーのキャッチコピーとよく似てると思いませんか?
我々タクシーの、『いつでも』『どこでも』『どこへでも』に通ずる思いがして、妙に親近感が湧きました。
金融会社も、我々タクシーも、「お客様のニーズに応えられる様に努める」という意味では、同じサービス業。
あなたは、他のサービス業で働く方々をお手本にしていますか?
私はしていますよ。『アイフル』のスタッフの方々は、何処の支店に行っても、実によく教育が行き届いていて非常に丁寧な対応をしていますが、そんなのは当たり前。もっと突っ込んだ部分まで観察してみましょう。その心配りに気が付く事ができれば、“サラ金”と“消費者金融”の違いが明確に分かる事でしょう。
... 分からない? 「『アイフル』も“サラ金”だろ」ですって!?
驚きましたね。そんな事を言える方がまだ世の中に存在していたなんて...
では、『アイフル』のスタッフの方々が店頭で接客している時、街頭でティッシュを配っている時、その笑顔が“サラ金”で拝めますか?
そもそも、ある程度の生活をしている消費者が、その日常をコーディネイトする為の存在なのですよ、“消費者金融”というのは。
本当にお金がなくて困っていて、何処も貸してくれない時に味方になってくれるのが、“サラ金”です。
きちんと、使い分けましょう。
さてさて、我々タクシーの中にも、その違いに微塵も気が付かない乗務員の方は、 やはり、「タクシーなんてどれでも一緒だよ。ただチケットが使えるかどうかだけだね。」とお客様が思っていると、考えているんでしょうね。そんなタクシーには乗りたくないですね、私は。
乗務員の顔見れば分かりますよ。乗る前にね。乗ってきたお客様にそう言われた事がない乗務員の方は、分かっていないって事です。
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