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2002-06-24 8:43 バージョン
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【統計論】
 本当は、ここで、私自身が計算した統計の実際の結果を掲載したいところなのですが、効率の良いタクシー乗り場やツケ待ちポイントというのは、限られてきますし、私一人で計算したものをインターネット上で公開してしまうと、とたんに効率が落ちる恐れがあり、他のタクシー乗務員の迷惑にもなりますから、非公開としておきますが、実際に効率の良い場所というのは存在します。ただし、いつでもとか1日中通してではなく、曜日、天候、時間帯等々、色々な条件に左右され、刻一刻と変化します。また、口コミでタクシーの台数が増え、「先月くらいから、統計的に効率が悪くなって来た」等というケースはよくあります。
 先にも述べましたが、統計に基づいて営業するなら、タマタマ時間当たりの営収が低い事があっても、ひと月や数カ月規模で計算すれば、「基本料金2km\660以内のみのご利用」に当たったとしても、何ら動じる事はありません。次は統計上の最高額レベルに当たる事もあるからです。そもそも、給料はひと月とかで計算しませんか? まさに統計そのものです。
 もし、3時間待って\660戻るのに10分でも、次に2時間待って\20,000戻るのに1時間ならば、それが別々の乗務日だったとしても、その場所は、所要時間6時間10分で\20,660ですから、約\3,350/hというだけの事です。統計上、\2,000/hとか\1,000/hとかと効率が悪くなるなら、他の場所に行くだけのことです。ツケ待ちの台数が減れば、必然的に時間対効率は良くなりますから「おまえら他所に行けよ」と思ってその場所にこだわれば、なかなか効率は良くならないでしょう。しかし、効率の良いところを自分で探してそちらに移れば、自身の実績の時間対効率をキープする事もできます。
 そもそも、統計論的には、「効率の良い場所を見つけて、そこにこだわる」のではなく、無数に存在するタクシー乗り場やツケ待ちポイントの普段の時間対効率を把握しておいて、タマタマ通りかかった時に、普段より回転しているとか、普段より空車が少ない事を発見する事の方が役に立ちます。つまり、流し営業主体でも、統計を出す事は、非常に有益なのです。
 正しい統計論をもって営業するタクシー乗務員に、「基本料金2km\660以内のみのご利用」だからといって、毛嫌いする方はいないでしょう。当然です。時間対効率が悪ければ、近付かなくなるだけの事ですから、時間対効率が良ければ、「基本料金2km\660以内のみのご利用」でも大歓迎の筈です。2時間待って\6,000で行き30分の戻るのに30分=\2,000/hより、1時間当たり\660×4回=\2,640/hの方が歓迎されます。つまり、「基本料金2km\660以内のみのご利用」だから、どうこうという事ではないという事です。
 そして、統計論に基づいて論議するならば、いくら「基本料金2km\660以内のみのご利用」を歓迎したとしても、「\660超過お断り」にでもしなければ、1乗務当たり\660/件という事はあり得ません。ましてひと月で計算すればなおさらです。しかし逆に所要時間1分でも\660という事はありうりますから、ロング派の様にスポット的な統計論を繰り出せば、「基本料金2km\660以内のみのご利用」が連荘してしまえば、\3,000/hどころか、\4,000/h、\5,000/hという事もあります。
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タクシーの料金体系に関するコンテンツがあるホームページ
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(社)全国乗用自動車連合会 [トピックス]>[規制緩和の進捗状況(平成13年7月1日改定)]
[トピックス]>[道路運送法改正は業界にとって本当にいいことか(平成12年3月)]
(社)東京乗用旅客自動車協会 [料金体系]

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