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2002-08-16 22:51
バージョン
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[複数の入り口]
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[最近の更新履歴]
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このページのアンカー
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違法性やモラル的な側面から、アイコンを貼付けて分かり易くしてあります。 | ||
アイコン
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名称
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説明
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御用
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実践すれば、捕まるであろう行いに貼付けてあります。 このアイコンが貼付けてある事柄を実行した場合、捕まりますからやめておきましょう。 |
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違法
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法律に反する行いに貼付けてあります。 このアイコンが貼付けてある事柄は犯罪ですから、捕まらずとも非合法な行いはしない方が身の為です。 |
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違反
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犯罪とまではいかずとも、諸々の規則に反する行いに貼付けてあります。 このアイコンが貼付けてある事柄は悪行ですから、度が過ぎた行いが見つかれば、それなりの機関から処罰を受けるでしょう。 |
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通報 | 誰かから何処かに通報される様な行いに貼付けてあります。 このアイコンが貼付けてある事柄は、違法や違反で無くても誰かが迷惑するので、自粛しましょう。 |
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鬼畜
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マナーやモラル等に反する様な行いに貼付けてあります。 このアイコンが貼付けてある事柄は、誰もとがめずとも、後ろ指をさされます。みっともないですよ。 |
基本の技と型(伍之巻)
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技や型
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説明
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効
率 の よ い ロ ン グ |
さて、ここで確認しておきたい事がひとつあります。 「このホームページの管理人は、随分と“アンチ・ロング”なんだな」と思われているとしたら、それは誤解だという事です。 どういう事かと言うと、“アンチ”なのは、[流しが基本、ついででツケる]、[長距離重視は危険]、[時間料金より、距離と回数]、[\660が最高の効率]、[実車時間の節約]あたりを読んで、不愉快になっているタクシー乗務員が、“アンチ・ワンメータ”だったり“アンチ・近距離”だったりするだけで、私は“アンチ・ワンメータ”でも“アンチ・近距離”でもなく、“アンチ・ロング”でもないというだけです。 もし、「では何故、ロングを否定し、近距離を推奨するのだ?」と思われるなら、誤解を通り越して、“言い掛かり”ですね。私は、「ロングは、単純に狙っても大して効率が良くならないし、運任せな仕事は努力の内に入らない」と言っている訳で、「近距離も馬鹿にできない」と主張し、「“回数重視”こそが、努力して営収を伸ばす事になる」と言っているのです。ロングは、“回数重視”の中に混じってきてこそ、効率が良いのです。 つまり、待ち時間ゼロ、戻り時間ゼロ、というロングは紛れも無く、非常に効率が良いのですが、それを“ロング重視のツケ待ち派”の乗務員が、実際にGetできるのかどうかという事です。 もし、情報収集や統計計算等の努力を積み重ねた上で、待ち時間+実車時間+戻り時間での効率が良いロングを、狙ってGetきるなら、それを“努力”と呼び、“運任せな仕事”とは呼びません。 しかし、実際にはどうでしょうか? 「ロングが出易い」「超ロングが出た」というだけで長蛇の列、そこに並んでひたすら自分の順番を待ち、乗ったお客様次第で天国と地獄、というのが、“ロング重視のツケ待ち派”のパターンではありませんか? それに対し、“回数重視派”ならば、ロングは殆どの場合、降って湧いた様に効率が良いのです。 「結局、“運次第”なんだから同じじゃないか」と思うなら、それは間違いです。“回数重視の流し派”でも、「いつもより待ち時間が短い」でツケる事があるのですから、それでロングが出たり、流しの途中で偶然ロングに当たれば、それだけで非常に効率が良い事になるのです。それどころか、ロングでなくとも、中距離ですら効率が良い事になります。 そして、“ロング重視のツケ待ち派”と“回数重視の流し派”の決定的な違いは、その実車回数です。 どちらも「ロングに当たるかどうかは運次第」ならば、1乗務当たりの実車回数が平均10回の乗務員と平均50回の乗務員は、その確率の開きは約5倍もあるのです。 「流しでロングなんて滅多に当たらないよ」等と言う乗務員は、全く努力していないどころか、サボっているのも同然ですね。“回数重視の流し派”だからと言って、何も「ロングが出易い場所」を避けて流す必要は無いのですから。 つまり、“回数重視の流し派”でも「ロングが出易い場所」をひとつでも多く覚えておき、それぞれの「普段のツケ待ち台数」を知っておき、ロングが出易いかどうかにかかわらず、流しながら様子を見て、「効率が良さそうなら、すかさず並び」「効率が悪そうなら、次の場所へと流してゆく」事を繰り返す事によって、“ロング重視のツケ待ち派”より効率のよいロングを狙えるのです。もしそれで、ロングに巡り会わなかったとしても、殆ど効率は悪くなりません。 もっとはっきり言ってしまえば、“ロング重視のツケ待ち派”より“回数重視の流し派”の乗務員の方が、「ロングが出易い場所」や「超ロングが出た場所」を遥かに多く知っているし、多く知ろうともしているという事です。効率計算をしようともせずに、単に運任せで楽をしようとしている乗務員が多く“ロング重視のツケ待ち派”の行列には並んでいるのですから。いつもの様にそこに混じって並んでいても、決して効率は良くならないという事です。 さてさて、結局のところ、「効率のよいロング」とは、より多くの情報を収集し、効率計算を行い、臨機応変な営業をする事によって、初めて手にする事ができるのです。 |
技や型
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説明
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最
後 の 1 本 を ロ ン グ で 締 め る |
「今日は、もうあがっても文句ないな」とか「ノルマは近いな」という営収を既にこなし、まだ小一時間は残業できる時等にチョットお勧めなのが、「最後の1本をロングで締める」というヤツです。 これは、もし通常の待ち時間がかかった上に近距離だったとしてもショックな事にはならずに済みますし、大抵の場合、決して確率の低くは無い中距離程度が最も狙い目だからです。 具体的にどういう事かというと、自分の営業所の方向に向かって中距離や長距離が出易い場所に並び(もしくは流し)、それをその日の最後の1本にすれば、“ツケ待ち派”のネックの待ち時間・戻り時間の内の「戻り時間を無視」する事ができるのです。上手い具合に自分の営業所から10分圏内とか5分圏内の目的地を指定されれば、空車か回送で帰庫する事になったであろう時間と走行距離を殆ど丸々営収にする事ができます。 ただしこれは、自分の営業所が都心に位置する場合は難しく、営業区域の端に位置する方が簡単です。 更に、自分の営業所から遠い場所からの方が、よりロングを狙える事になります。自分の営業所の方向に向かうお客様に巡り合えたとしても、乗車地から自分の営業所付近を通り越し、遥か倍も3倍も走れば、結局のトコロ、反対方向のお客様だったのと同じ事になってしまいます(営収の違いはあるが)。 つまり、地元の自分の営業所付近で普段営業している乗務員には、あまり価値が無く難しく、営業区域内を何処でも行く地理知識の広い乗務員程、価値は高く簡単にできる様になります。 だからといって、これをやる為だけに自分の営業所から遠くまでわざわざ離れるのはナンセンスで、その日のラス前の実車完了地にもより、使えるか使えないかは違うでしょう。 また、帰庫までの時間と、待ち時間+実車時間を単純に同一に計算するのも考えものです。乗車地から自分の営業所付近を通り越し、遥か倍も3倍も走る事もあるでしょうし、乗車地から「Uターンして」反対方向に走る事も有り得るからです。会社によって方針は異なるとは思いますが、「帰庫時間」を超過してしまえば、違反である事には変わり無いでしょう。と言っても、お客様の便宜上、「何が何でも帰庫時間は絶対厳守」という会社も無いと思いますが... |
技や型
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説明
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距
離 が 増 え て も お 客 様 が 喜 ぶ !? |
さて、タクシー料金というのは、距離と時間で計算されているのは周知の事実。その、走行距離が長ければ長い程、料金は高くなり一日の営収も大きくなる訳ですが、この“走行距離”はお客様次第で、乗務員は全く関与できないかというと、必ずしもそうではありません。数少ない状況下ではありますが、乗務員の知識と経験、話術次第で“走行距離”を増やす事ができる事が有ります。 もちろん、その際にお客様側のメリットがなければ、“ボッタクリ”に過ぎず、あくまでお客様に了承を得なくてはなりません。以下に代表的な例を掲載しますが、これ以外のケースも有り得るでしょう。
お客様によっては、そのメリットを知らなかったり、気が付かなかったりする場合が有りますので、場合によっては乗務員の対応次第で、“走行距離”が増える事を承知の上でお客様に喜んで頂ける場合があります。 ただし、注意しなくてはならないのは、「あくまで“お客様の意志”に従う」という事です。当然、メリットを感じなければ、わざわざ距離が増えるルートを喜んで頂ける筈も無く、強引に“押し売り”すれば、間違い無くクレームになります。また、選択決断するルートを「お客様自身の口から言って頂く」様に対応しなければ、乗務員にそのつもりが無くても、お客様にしてみれば、「勝手に走った」という印象を抱かれる場合も有り得ります。必ず、両ルートのメリット・デメリットを話した上で、「どちらになさいますか?」等とお客様に選択させる様に対応しましょう。 |
技や型
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説明
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有
料 道 路 を 上 手 く 利 用 す る |
有料道路、特に首都高速が苦手な乗務員も意外と少なく無いのですが、有料道路を上手く利用すれば、[実車時間の節約]で述べている様により多くの実車をこなしたり、[距離が増えてもお客様が喜ぶ!?]で述べている様にご利用距離が増える上にお客様に喜んで頂ける場合が有ります。 まず第一に、入り口と出口やジャンクション等、構造自体が頭に入っていないとなかなか難しいとは思いますが、構造が分かっている部分でも、一般道と比べてどちらの方がどのくらい安く済むか、どちらの方がどのくらい速いかが見当つかなければ、お客様に有料道路をお勧めする事はおろか、逆にお客様に訪ねられても返答に困ってしまう事になりかねません。 その比較になるであろう計算表や例を用意しました。
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